長野県松本市で開催された「全日本中学校陸上競技選手権大会」（８月２１日～２４日）に、本学教育学部附属中学校３年の工藤音花さんが出場し、女子４種競技で優勝しました。
　工藤さんは１日目、第１種目の１００メートル障害で、自己新記録を出してスタート。しかし、第２種目の走り高跳びで点差を詰められ、２位と僅差の首位で１日目を終了しました。２日目、第３種目の砲丸投げでは記録を伸ばせず、首位から３位に後退。「周りは気にせず、レースに集中した」という最後の２００メートルでは、上位が集まる４組で１位を獲得し、逆転で日本一に輝きました。　
　工藤さんは昨年、北海道札幌市で開かれた全国大会で、２年生ながら同種目３位表彰台を獲得しています。今大会では、今年は勝たなければというプレッシャーをはねのけ、1年間追い続けてきた夢をかなえました。

　８月３０日には、本学津島キャンパス・本部棟の学長室を訪問。森田潔学長に、混合種目の優勝者だけに贈られる「ウィッシュマン賞」の盾、メダルと賞状を持参し、優勝の報告を行いました。森田学長は「全国制覇おめでとう。高校でも文武両道でがんばってください」とお祝いと激励の言葉を贈りました。工藤さんは「あきらめず最後の種目で逆転できた。日本一になることができてうれしい。高校でも陸上を続けていきたい」と話しました。

女子４種競技：
１００メートル障害、走り高跳び、砲丸投げ、２００メートルの合計四種の競技を行い、その記録を得点に換算し、合計得点で競う陸上競技。

岡山大学教育学部附属中学校陸上競技部：
「全日本中学校陸上競技選手権大会」において、４年連続の表彰台。
「中国中学校陸上競技選手権大会」において、７年連続の表彰台。
「岡山県中学校総合体育大会」では、４年連続で優勝者を出している。

【本件問い合わせ先】
　教育学部附属中学校事務室
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(16.08.31)