本学は10月1日、大規模、重大化する情報セキュリティインシデントや高度化するセキュリティの脅威に対応するため、情報セキュリティポリシーの見直しを行い、コンピュータセキュリティ・インシデント対応チーム
(CSIRT:computer security incident response team)を整備しました。
本学のCSIRTは、これまでセキュリティ活動を中心に行っていた情報統括センターの専門家に加え、学内の有識者を含めたメンバー構成とすることで、全学的なセキュリティ対策の実現を目指しています。
また、情報セキュリティのインシデントが拡散することを未然に防ぐため、利用者視点での連絡体制、連絡用WEBシステムの運用、教育、学内外の情報収集分析等の多面的な予防保全活動を展開します。さらに、岡山大学の情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)運用と一体となった情報セキュリティ活動の高度化を進めていく予定です。
CSIRTを統括する最高情報セキュリティ責任者(CISO)である谷口秀夫理事・副学長(大学改革担当)は、「標的型攻撃等を完全に防ぐことはすでに困難な状況である。このため、万が一セキュリティ被害にあった場合に迅速に相談、対応する体制の整備が必要である。この迅速な支援体制としてCSIRTの活動に期待している」と話しています。
【本件問い合わせ先】
情報統括センター総務・広報グループ
TEL:086-251-7252
(16.10.31)