本学大学院社会文化科学研究科東アジア国際協力・教育研究センターは11月19日、日本健康心理学会と共催で、特別講演「健康のグローカル・パースペクティブ」を津島キャンパスの文法経講義棟で開催しました。
講師を務めたAMDAの佐藤拓史医師は、大型ハリケーンに見舞われコレラが流行していたハイチでの医療活動などを振り返り、「世界各地から結集した組織がうまく連携し、医療活動が展開できた」と、現地での体験を紹介しました。参加した一般市民の方や心理学会会員は、佐藤医師の講演に真剣な眼差しで耳を傾けていました。
本講演は、日本健康心理学会第29回大会(11月19~20日)の一般公開講演として実施。東アジアの国際協力、教育、研究をテーマに活発な活動を続ける本学の同センターと、心理学的なアプローチで健康を読み解き、人々の健康向上に努める日本健康心理学会の共同企画です。
同大会では、多数にわたる各種シンポジウム、ポスター発表が行われ、健康心理学の今後の発展について活発な議論が繰り広げられました。同大会の本学での開催は、第12回大会以来17年ぶり。全国各地から400人以上の方が集まりました。
【本件問い合わせ先】
岡山大学大学院社会文化科学研究科(文)
教授 田中 共子 (日本健康心理学会第29回大会準備委員長)
TEL: 086-251-7405
(16.11.22)