岡山大学、岡山理科大学、倉敷芸術科学大学、津山工業高等専門学校、岡山県などでつくる「科学Tryアングル岡山」は1月22日、岡山県下の高校生(意欲のある中学生を含む)を対象とし、自然の諸問題に科学的かつ主体的にチャレンジした研究成果を発表するポスター発表会「集まれ!科学への挑戦者」を本学自然科学研究科棟で開催しました。
今年度は、例年を超える19校70件の発表があり、200人を超える高校生らが参加しました。本学に一堂に会した高校生は、研究結果について、活発な発表や意見交換、教員による指導を実施。表彰式では、各発表に対して、「熱意・説得力」「研究動機・企画」「工夫」「結果」の4項目を大学教員14人で構成する審査委員が審査し、28件(優秀賞7件、奨励賞21件)を表彰しました。
科学Tryアングル岡山 連携教育推進センターの原田勲センター長(本学名誉教授)は「この日の大学教員などとの議論が、参加した中高生のさらなる飛躍・発展の第一歩となることを期待したい」と話しています。
本取り組みは、科学リテラシーの獲得とプレゼンテーション能力の向上を目指して、2014年から開催され、今年で3回目です。
科学Tryアングル岡山:
岡山の主要3都市(岡山、倉敷、津山)に位置する自然科学系大学、高専等が、それぞれの特徴と教育研究資源を結集して「科学Tryアングル岡山」を組織。「科学による地域の活性化」に挑戦(Try)します。中核組織「連携教育推進センター」がそのエンジンとなり、多角的な視点から科学を見つめ、究め、育み、楽しみ、そして科学で広げる5つのプロジェクトを実施しています。
【本件問い合わせ先】
「集まれ!科学への挑戦者」実施事務局(岡山大学学務部内)
(電話番号)086-251-7170
(FAX番号)086-251-8440
(17.02.02)