人間の体内にある分子や薬剤の動きを画像でとらえる「分子イメージング」分野の人材を育成する「連携大学院コース」の開設記念シンポジウムと式典を2月2日、岡山市内で開きました。
同コースは理化学研究所神戸研究所分子イメージング科学研究センター(理研CMIS)が協力し、本学医歯薬学総合研究科博士課程・博士後期課程に平成23年度に開設。同コースでは、岡山県内の産学官が連携して平成23年度から運営する「おかやまメディカルイノベーションセンター」に分子イメージングに使うPET(陽電子放射断層撮影装置)など最先端機器を導入し、教育研究の拠点とします。
シンポジウムなどには、全国から約200名の企業、マスコミ、大学関係者が参加。千葉喬三学長が挨拶したあと、槇野博史医歯薬学総合研究科長がコースの内容を説明。公文裕巳ナノバイオ標的医療イノベーションセンター長が今年1月に開始したがん治療遺伝子「REIC」の世界初の臨床研究について報告したほか、渡邊恭良理研CMIS長ら国内外で活躍中の分子イメージング研究者が講演しました。
事業の詳細は以下URLをご覧ください。
https://posgra.dent.okayama-u.ac.jp/molecular/index.html
写真:講演する槇野研究科長
【本件問い合わせ先】
医歯薬学総合研究科等学務課研究協力グループ研究支援担当
TEL:086-235-7981
「岡山分子イメージング高度専門人材育成事業」キックオフシンポジウムを開催
2011年02月15日