本学は3月17日、「平成29年度新時代の教育のための国際協働プログラム 3大学合同報告シンポジウム」を本学津島キャンパスで開催しました。
本学は今年度、文部科学省「平成29年度新時代の教育のための国際協働プログラム」に採択され、「多文化社会コーディネーター」としての教員の活躍により、学校と地域社会の深い連携のもとで実現される多文化共生教育プログラムの開発・実践に取り組んできました。
当日は、文部科学省大臣官房国際課長の里見朋香氏があいさつ。今年度の成果発表として、本学や、同じく採択を受けた福島大学、大阪教育大学による報告のほか、各大学からの発表者と岡山理科大学グローバル教育センター長の眞砂和典氏、市立札幌開成中等教育学校MYPコーディネーターの西村里史氏、AFPBB News翻訳・編集者の藻谷容子氏によるパネルディスカッションが行われました。教育関係者、行政関係者、現職教員、高校生など66人が耳を傾けました。
また、福島大学の三浦浩喜副学長から「外国人がいないとグローバル教育はできないかというと、そんなことはない。異地域・異世代・異学年といった、一定の混乱をおこさせる状況があれば、そこから思考・クリエイティビティも生まれてくる」という話があり、会場からは共感の声が聞かれました。
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(18.03.26)