本学は1月17日、本年度第2回となる、『平成30年度「岡山大学未来懇談会」(未来懇)』を津島キャンパスの一般教育棟D棟で開催しました。
本学が目指す「協治(きょうち)」のガバナンス方針に基づき、本学の持続的発展を考える上で重要な事項について各部局を代表する教職員が一堂に会して検討し、現状の認識と今後の方向性を共有する活動の一環として企画。「これからの本学教育における『強み』を考える」をテーマに、本学が推進するSDGs(持続可能な開発目標)への達成貢献に向け、教育活動を改めて検証・検討し、その「強み」を再確認しつつ、本学が未来に向けて果たすべき役割について活発な意見交換を行いました。
槇野博史学長から未来懇への強い期待が込められたあいさつに続き、伊野英男副理事の進行でグループ討議を実施。第2期(H30年度)メンバーに第1期(H29年度)メンバーを加えた本学の次世代を担う若手教員30人が4グループに分かれ、ファシリテーター(狩野光伸副理事、佐藤法仁副理事・URA、小林雄志全学教育・学生支援機構高等教育開発推進センター・FD専門委員会委員、吉川幸地域総合研究センター・実践型教育プランナー)と共に白熱したディスカッションを展開しました。
昨年11月に中央教育審議会から出された答申「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」を受けての討議では、メンバーが「育成すべき人材像」「望ましい教育システム」「教員支援策」「真のグローバル・キャンパスに向けたアクション」などをサブテーマに、自らの体験を交えたさまざまな意見やアイデアを発表。率直かつ建設的な議論を交わしました。佐野寛理事・副学長(教育担当、国際担当)を加えての全体発表・討論においても、多様な意見が表明され、若手教員達の「発展的な未来に向けた提案」が形作られていきました。
本学が目指す「実りの学都」の実現に向けては、広く教職員、学生などからの率直な意見を踏まえた大学改革を迅速に行う必要があり、「未来懇」は次年度以降も継続的に開催していく予定です。
槇野学長、高橋理事・副学長(企画評価・総務担当)、佐野理事・副学長を囲んでの記念撮影
<参考:過去の開催>
持続可能な岡山大学に向けて~若手教職員による平成30年度「岡山大学未来懇談会」を開催
次世代を担う若手教職員による「岡山大学未来懇談会Session1-1」を開催
“泥”から宝を生み出す 「岡山大学未来懇談会Session1-2」を開催
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