本学惑星物質研究所（以下惑星研）は3月19日、米国カーネギー研究機構・地球物理研究所（Geophysical Laboratory, Carnegie Institution of Washington）と国際連携協定を締結しました。
　地球物理研究所は地球惑星科学分野のトップ研究機関として知られており、惑星研と同様、実験物理および分析化学の手法による地球惑星科学分野の最先端研究を展開しているほか、アストロバイオロジー研究も先導しています。惑星研は平成28年度の組織改組により、従来の研究を礎に、新たに物質科学を中心としたアストロバイオロジー研究を推進することとしています。地球物理研究所との連携を強固にすることで、両研究所が推進している各分野の研究の一層の発展だけでなく、新たな分野の創成を目指します。
　今後、本協定に基づき、両研究所間での教員・研究者の交流・共同研究の実施やセミナー・シンポジウムの共同開催等を実施します。これらにより、本研究所の国際的な共同利用・共同研究拠点としての環境が整い、国際的なプレゼンスがさらに高まることが期待されます。
　この日行われた調印式には、カーネギ研究機構・地球物理研究所のMichael J. Walter所長、惑星研の薛献宇所長と芳野極副所長、本学の竹内大二研究担当理事・副学長らが出席。両研究所を代表して両所長が協定書にサインしました。

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惑星物質研究所庶務担当
TEL: 0858-43-1215