日本語を母語としない外国人による「第60回外国人による日本語弁論大会」が6月1日、青森県八戸市公会堂で行われ、本学グローバル・ディスカバリー・プログラム2年次生のコラムンナ・ティリニ・バーギャーさん(スリランカ・セイロン出身)が出場しました。
ティリニさんは、亡くなった祖父が大好きだった日本とスリランカを「お互いに感謝している友人」として、あまり知られていない両国の「深い関係」を説明。敗戦後の「日本分割占領案」を当時のセイロン代表が止めたことと、2004年12月に起きたインド洋大津波で被害を受けた母国を日本が支援したことを紹介し、互いの国が寄せ合う感謝について、自分の思いを発表しました。最後に、母国と日本への心からの感謝の気持ちを述べ、「世界の幸福と平和を目指して一緒に歩んでいきましょう」と訴えました。大会には29カ国・地域123人の応募者の中から予選を勝ち抜いた11カ国12人の出場者が参加しました。
グローバル・ディスカバリー・プログラムは2017年10月にスタートした、世界各国から集まった留学生や帰国生らと国内の高校出身者が一緒に学ぶ、英語を共通言語とする学士課程プログラムです。言語教育にも力を注いでおり、本大会に向けても、アカデミック日本語担当教員と共に準備を進めました。
【本件問い合わせ先】
学務部グローバル・ディスカバリー・プログラム事務室
TEL:086-251-7915
グローバル・ディスカバリー・プログラム学生が日本語弁論大会に出場
2019年06月17日