6月23日、瀬戸内の魅力を再発見し、広く発信する「瀬戸内を語るシンポジウム2019:新時代のコミュニティづくり~瀬戸内の未来を創る~」(主催:OHK岡山放送、共催:岡山大学、岡山商工会議所)が本学鹿田キャンパスのJunko Fukutake Hallで開催され、本学の槇野博史学長がパネリストとして登壇しました。
ベネッセホールディングス名誉顧問で福武財団理事長の福武總一郎氏が、「幸せをつくる直島メソッド~幸せなコミュニティとは~」と題して基調講演。瀬戸内国際芸術祭を中心とするアートによる瀬戸内のコミュニティ再生の取り組みを紹介したり、岡山市内の都市計画について提言しました。続いて槇野学長と瀬戸内サーカスファクトリーの田中未知子代表理事、ストライプインターナショナルの石川康晴代表取締役社長兼CEOによるパネルディスカッションが行われ、パネリストからの報告と質疑応答がありました。
槇野学長は「『瀬戸内SDGs(持続可能な開発目標)』に向けた岡山大学の取り組み」として、古代以来文化・交通の要路であった瀬戸内の歴史と、地域における社会課題解決の系譜とそれを受け継ぐ岡山大学について説明。さらに本学のSDGsが目指すものとして、6月から本学が受け入れを開始した米国務省「重要言語奨学金(CLS)プログラム」留学生によるSDGs学習や、牛窓地区の理学部臨海実験所の研究などを例にあげ、「岡山大学はこれからも地域の皆様と一緒に、瀬戸内をSDGs研究教育拠点として世界に発信していきたい」と話しました。
質疑応答では、7歳の男の子が「僕が大人になった時、瀬戸内はどうなっていますか」と質問するなど、活発なやりとりが行われました。約300人が参加しました。
【本件問い合わせ先】
総務・企画部社会連携課
TEL:086-251-8416
槇野学長が「瀬戸内を語るシンポジウム2019」のパネリストに
2019年06月25日