岡山大学教育学部附属中学校は、英語科において、岡山県内の国公立中学校で初となる、国際的な英語運用能力テストTOEFL Primary®を実施しました。今回はstep1(英語初級学習者が対象)とstep2(英語で多少のコミュニケーションができる学習者が対象)を合わせて1~3年の希望者約30人が、同校教室を試験会場にリーディングとリスニングで受験しました。
TOEFL Primary® は英語を母語としない世界の小中学生を主な対象としてデザインされており、英語運用能力の伸長や世界でどれぐらいの力かなどを知るだけでなく、より自然な表現を学べることも有意義なテストです。受験した生徒からは「緊張感のある雰囲気で、英語をしっかり読んだり聞いたりできた。結果が楽しみ」「日頃の授業で学んでいる成果を出せた」などの声が上がりました。
同校では、外部専門機関との連携の一環として、外部評価指標の活用を推進しており、英語科では「生涯にわたり自ら学び続ける自律した学習者の育成」を研究テーマに、他にも国際交流行事International Meetingや海外とのオンライン交流なども推進しています。今後は同テストを効果的に活用した英語学習のあり方を検討していく予定です。
○TOEFL Primary®についてはこちらをご覧ください。
【本件問い合わせ先】
教育学部附属中学校
研究主任 竹島潤教諭 / 英語科主任 ボンド良子教諭
TEL:086-272-0202
教育学部附属中学校英語科で英語運用能力テストTOEFL Primary®を県内国公立中で初実施
2020年12月08日