岡山県における「拡大新生児スクリーニング検査」実施について
2024年04月24日
岡山県では、現在25疾患を対象にした「新生児マススクリーニング検査」が公費で実施されています。今回、保護者の希望による有料検査になりますが、この仕組みを活用して、重症複合免疫不全症(SCID: Severe combined immunodeficiency)、B細胞欠損症(BCD: B cell deficiency)、脊髄性筋萎縮症(SMA: Spinal muscular atrophy)の3疾患を対象にした「拡大新生児スクリーニング検査」を実施することとなりました。
2024年5月1日から、岡山大学病院のほか、「新生児マススクリーニング検査」についての精密検査を行っている施設のうちご協力いただける施設で「拡大新生児スクリーニング検査」を試行的に実施し、2024年6月1日からは、県内のご協力いただける産科医療施設を対象にこの検査を広げていきます。
この検査は岡山県健康づくり財団で実施されますが、疾患の可能性がある「陽性」の場合には、岡山大学病院にて個別に精密検査と診療に対応します。
<詳しい内容について>
岡山県における「拡大新生児スクリーニング検査」実施について
<お問い合わせ>
岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)小児医科学
教授 塚原 宏一
(電話番号)086-235-7249
(FAX番号)086-221-4745