保健学研究科博士前期課程1年の兵田朋子さんが、中国地方の学生を対象としたビジネスプランコンテスト「第9回キャンパスベンチャーグランプリ中国」(中国経済連合会などでつくる実行委員会主催)のテクノロジー部門で最優秀賞を獲得しました。
兵田さんは妊娠診断などで用いられる「イムノクロマト法」に着目し、従来よりも簡単にぜんそくの重症度を判定できる検査キットを製造・販売するビジネスプランを提案しました。検査キットは安価で製造でき、市場性の高さが評価されました。
事業化には技術上の課題が残っていますが、兵田さんは「アイディアが認められたことを励みに、研究を深めて課題をクリアし、ぜんそくに苦しむ患者さんの役に立ちたい」と話しています。
写真:表彰状を手にする兵田さん
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大学院生が「キャンパスベンチャーグランプリ中国」で最優秀賞を受賞
2011年02月07日