本学工学部は、昨年6月の「日本語検定」の団体表彰で最優秀の「日本商工会議所会頭賞」を受賞しました。
技術者として必要な文章力を育成する工学部の専門基礎科目「技術文章学」の受講生89名が同検定を受け、85名が社会人初級レベルの3級・準3級に優秀な成績で合格したことが高く評価されました。
「技術文章学」は、文章作成の基本からプレゼンテーション、技術報告書の作成までを徹底的に訓練するため、平成6年度から開講し、塚本眞也自然科学研究科教授が担当しています。教育効果が高く評価され、工学教育賞、日本工学教育協会賞(著作賞)を受賞し、文部科学省特色ある教育プログラム(特色GP)にも採択されています。本学工学部は今後も本講義を開講し、技術者に不可欠な文章教育の充実につとめていきます。
「日本語検定」は日本語力を判定する検定試験として、特定非営利活動法人日本語検定委員会が実施しています。本学は09年度にも同賞に次ぐ「日本語検定委員会賞」を受賞しています。詳細については以下URLをご覧ください。
http://www.nihongokentei.jp/about/comment/individual_dan_22.html
写真:表彰状を手にする塚本教授(右)と谷口工学部長
【本件問い合わせ先】自然系研究科等総務課 TEL:086-251-8004
工学部が日本語検定で最優秀賞を受賞
2011年02月22日