岡山大学病院は4月19日、厚生労働省の臨床研究中核病院整備事業の対象機関に選定されました。本事業は、日本発の革新的な医薬品・医療機器の創出等を目的に、国際水準の臨床研究、難病等の医師主導治験及び市販後臨床研究等の中心的役割を担う「臨床研究中核病院」の整備を目的としており、このたび選定された岡山大学病院を含め、国内10機関が選定されています。
岡山大学病院は今後5年間、「臨床研究中核病院」として小児・稀少疾患難病等疾患別ネットワークを形成。医師主導治験でなければ実施困難な研究の支援や、国際水準の臨床研究において中心的役割を担います。具体的には、中・四国地方の基幹病院とのネットワーク(中央西日本臨床研究コンソーシアム)を活用し、200床以上の病院83施設で大規模な臨床研究や治験を迅速に実施します。また、薬事開発の規制当局との高度な連携や、薬事承認を目指した研究を行う人材の育成、日本発の医薬品や医療機器の早期実用化、日本国内での医療産業化の加速を促し、社会に貢献できる体制を整備します。
【本件問い合わせ先】
岡山大学病院病院長室
TEL:086-235-6749
(13.04.23)