本学と岡山市は、グローバル人材育成と持続可能な社会形成におけるESD*の意義と役割について、経済界や教育界など各界の有識者と大学関係者が幅広く討議する「グローバル人材育成・ESD推進フォーラム」を1月28日、創立50周年記念館で開催しました。
前ユネスコ日本政府代表部特命全権大使の木曽功氏が、「グローバル人材育成と持続可能社会の形成」と題して基調講演。世界の情勢と教育の関わりに触れながら、グローバル人材の育成は大学の使命であり、世界の課題でもあると話しました。続いて、本学で今年度からスタートしたグローバル人材育成特別コースの藤井雅利さん(文学部1年)ら3人が、同コースでの活動や一人一人の目標を発表。ESD地域拠点の形成や環境人材育成に携わってきた公益財団法人長尾自然環境財団の名執芳博常務理事や岡山ユネスコ協会の藤木茂彦副会長、本学教員らによるパネルディスカッションでは、「グローバル人材育成におけるESDの意義と役割」をテーマに、それぞれの活動が報告されました。
本学学生や教職員、ESD関係者ら約150人が参加し、岡山におけるESDとグローバル人材育成について、質問を交えながら熱心に聴講しました。
ESD*とは
持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)で、「持続可能な社会づくり」のための学びのことです。
2005年、世界中で「持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」が始まり、最終年の2014年は、今後の方策を討議する「ESDに関するユネスコ世界会議」が岡山市でも開催されます。
文部科学省: http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/jizoku/kyouiku.htm
【本件問い合わせ先】
学務部学務企画課
TEL:086-251-7170
(14.01.29)