本学は1月29日~31日、東京ビッグサイトで開催された「ナノテクノロジー」に関する世界最大の展示会「nano tech 2014 第13回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」に出展し、最も多くの関係者らと商談アポイントをとった団体に贈られるnano tech大賞の部門賞「ビジネスマッチング賞」 を受賞しました。
本学は、情報通信、エレクトロニクス、環境・エネルギーなどの幅広い分野への応用が期待できる異分野融合先端研究コアの仁科勇太助教の「酸化グラフェンの合成と複合化」技術、従来の粉体や溶液状態での利用から脱却し、高強度・高電気伝導線材やシートなどバルクスケールの利用を指向した大学院自然科学研究科の林靖彦教授の「長尺・高密度・高配向カーボンナノチューブ」の製作技術など、4件のポスター展示と技術講演 を行い、来場者や他の出展者と積極的な技術交流を行いました。また、ネットワーク上でシーズ・ニーズ情報をマッチングさせる「ビジネスマッチングシステム」を活用し、最も多くの商談アポイントを獲得。さまざまな出展者や来場者と対話し、組織の枠組みを超え、広く知識や技術の結集を図るオープンイノベーションの取り組みを精力的に行ったことが評価され、nano tech実行委員会より「ビジネスマッチング賞」を贈られました。
研究推進産学官連携機構では、研究成果の普及や技術移転などの促進を図るため、今後も展示会への出展を積極的に支援して行きます。
【本件問い合わせ先】
研究推進産学官連携機構
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(14.02.10)