岡山大学はユネスコから「岡山大学ユネスコチェア:持続可能な開発のための研究と教育」の設置認可の更新を受けました。認可期間は2015年4月から2019年3月までの4年間です。今後は、2015年以降のESD推進枠組みであるグローバル・アクション・プログラム(GAP)や日本政府、岡山市等によるGAPを踏まえた新たなESD推進策の動きを考慮しながら、 ESDのさらなる促進に向けた教育研究活動を展開します。
ユネスコチェアは1992 年に開始されたプログラムであり、世界の異なる地域の高等教育機関が連携し、知識移転を促進することにより、国際的な能力開発と人材育成に貢献することを目的としています。(http://en.unesco.org/unitwin-unesco-chairs-programme)
本学は2007年4月、国連による「持続可能な開発のための教育(ESD)」の取組を推進することを目的とするアジアで唯一のユネスコチェアに選ばれました。これまで、環境生命科学研究科・環境理工学部、教育学研究科等が中心となって、ESDを基盤とした高度専門人材の育成や教育・実践活動支援を行うとともに、HESDフォーラム(国内高等教育機関のESDネットワーク)、ProSPER.Net(国連大学のアジア・太平洋大学院ESDネットワーク)、ASPUnivNet(ユネスコスクール支援大学間ネットワーク)などに参画し、国内外の高等教育機関とのESD連携を進めています。
【本件問い合わせ】
自然系研究科等総務課 戦略グループ
TEL:086-251-8005
(15.05.20)