岡山大学をはじめ、岡山市など産官学や市民団体が連携して都市交通や交通を絡めたまちづくりを考える「岡山まちとモビリティ研究会」は4月17日、創立五十周年記念館で行った研究会を公開しました。
当日は、開会にあたり、研究会会長を務める本学の高橋香代理事・副学長(企画・評価・総務担当)と研究会第Ⅱ分科会長の梶谷俊介氏(岡山経済同友会地域振興委員長・岡山商工会議所副会頭)があいさつしました。
研究会では、岡山市が中心となって2016年度に実施した、超小型モビリティ(コムス)を利用した実証実験プロジェクト(オカモビ)の結果報告がありました。
また、研究会メンバーの宇野自動車株式会社が、JR岡山駅-岡山後楽園の区間を結ぶ直通バス「岡山後楽園バス」の運行を決定について発表。担当者が詳細を説明しました。直通バスの運行は研究会が昨年、岡山を代表する観光地へのアクセスや観光振興などの観点から、バス事業者らに提案していたものです。
研究会後には、「岡山後楽園バス」の車体となるラッピングバスがお披露目され、岡山後楽園事務所の野崎正志所長が祝辞を述べました。
「岡山後楽園バス」は、4月27日に運行が開始されます。
岡山まちとモビリティ研究会
岡山大学が2015年9月7日に創設。事務局は岡山大学地域総合研究センター。2016年4月1日に設立された「おかやま地域発展協議体(事務局:岡山大学地域総合研究センター)」の専門委員会として位置づけられ、活動はさらなる広がりをみせています。
【本件問い合わせ先】
地域総合研究センター
TEL:086-251-8468
(17.04.21)