本学教員が6月28日、岡山県立瀬戸高校で講演を行い、本学でのSDGの取り組みなどを紹介しました。
同校では総合的な学習の時間を活用し、学びの場を学校から社会に広げることで、よりよく問題を解決する資質や能力を育成しています。2年生では、「2030を見通した地域の課題について、SDGsから何を考えるか。提案できるか」をテーマに設定しており、本講演会はその一環で行われました。
講師として登壇したのは狩野光伸副理事・教授(大学院ヘルスシステム統合科学研究科)、横井篤文副理事・上級UGA、松本直子教授(大学院社会文化科学研究科)、田口雅弘教授(大学院社会文化科学研究科)、原祐一講師(大学院教育学研究科)の5人。各教員は「文化」「教育」「社会」「環境」「医療」の5つの分野に分かれ、本学のSDGs推進の取り組みや実績について、それぞれの専門分野を活かしながら説明しました。横井副理事は、岡山大学が第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞したことや、岡山市が内閣府から「SDGs未来都市」に選定されたことを紹介し、「SDGsは『今あるもの』と『あるべき姿』をつなぐものなので、皆さんもなりたい姿を考えて、SDGsを共通言語としてさまざまな活動に取り組んで下さい」と話しました。出席した2、3年生の生徒約170人は、熱心にメモを取りながら話を聞いていました。
講演会後には座談会も行われ、1~3年生の生徒20人が参加。教員らと活発に意見を交換しました。
参加した2年生の女子生徒は「今はまだSDGsという言葉が社会に浸透しきっていないが、今日の話を聞き、これから日本と世界がつながっていき当たり前の言葉になっていくのだと感じた」と話していました。
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岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。