12月9日、ベトナム国ハノイ国家大学人文社会科学大学Vu Duc Nghiue(ブ ドュック ギョウ)副学長、Phan Hai Linh(ファン ハイ リン)教員が本学を訪問され、千葉学長、大塚国際センター長と懇談しました。
ハノイ国家大学は、ベトナム国に2つ存在する国家大学の1つであり、実力・知名度とともに、ベトナムでトップの大学で、人文社会科学大学のほかに自然科学大学など複数の大学を傘下に持っています。
同大と本学は本年10月に大学間交流協定を締結したところであり、このたびの訪問は、締結後の両大学の交流活動としては初めてのもので、教員の研究交流を目的に実施されたものです。懇談において、千葉学長より、協定を生かしたさまざまな分野における交流を期待している旨の発言がなされ、研究交流・学生交流プログラム実施に向けて情報交換を密にし、情報を共有しあうことの重要性が双方で認識されました。
翌10日には、文学部において関係者約30名が出席し、特別ワークショップ「前近代史研究におけるベトナムと日本」が開催されました。Linh氏よりベトナムと日本の中世時代における土地制度の比較等に関する講演がなされ、その後、本学の関係分野の教員との間で活発な意見交換が行われました。今回の訪問は、今後の研究交流の充実に向けて協力関係を構築する第一歩となりました。
*写真 左からLinh教員、Nghiue副学長、千葉学長、大塚国際センター長
【本件お問い合わせ先】国際課 086-251-7037
ハノイ国家大学人文社会科学大学副学長らが訪問
2009年12月16日