1月5日、黒正先生像および仁科先生像のクリーニングを実施しました。これは本学創立60周年記念事業の一環として行ったものです。
当日は教育学部の教員・学生計7人が参加。手作業で緑青や泥などの汚れを落とす作業を行いました。現地には岡田教育研究環境担当副学長も訪れ、作業にあたる教員・学生を激励しました。
この作業は1月7日まで行われる予定です。
【黒正先生像・仁科先生像について】
黒正 巌(こくしょう いわお 1895年~1949年)
岡山県出身。大阪経済大学初代学長、元京都帝国大学(現京都大学)教授。
昭和22年、旧制第六高等学校校長として旧陸軍第一七師団跡地を学生とともに確保。
現在の本学津島キャンパスの礎を築いた。そのほかにも本学の創設に多大な貢献を行ったため、その功績を称え、昭和36年に本学教官・六高卒業生・知友有志により図書館前に胸像が設置された。
仁科 芳雄(にしな よしお 1890~1951年)
岡山県出身。理化学研究所所長となり、日本の理論物理学の発展に寄与した。後進の指導にも力を入れ、湯川秀樹、朝永振一郎といった、のちのノーベル物理学賞受賞者たちを育て、「日本の現代物理学の父」と呼ばれる。
戦後、本学理学部の創設に尽力。その功績を称えるべく、氏の母校旧岡山県立第一中学校の所在地・岡山城址に昭和34年に建立された胸像を、昭和41年の岡山城再建にともない理学部棟前に移転した。
【本件問い合わせ先】総務・企画部総務課総務係 086-251-7007
黒正先生像のクリーニングを実施
2010年01月05日