1月7日、創立五十周年記念館において、スポーツジャーナリストとして活躍中の中西哲生氏(財団法人日本サッカー協会特任理事)による「ピッチから世界を見渡して」と題した講演が行われ、学生、教職員および一般参加者を含む約300名が出席しました。
中西氏は、プロサッカー選手として活躍された後スポーツジャーナリストへと転身し、成功を遂げられたご自身の経験をもとに、個人もチームも「スタイル」を持つことが重要であることを、随所にJリーグ時代の経験やサッカー日本代表の戦術なども例にしながら、学生や一般の聴衆者にもわかりやすくお話しされました。また、個人のスタイルを構築するには、いろいろな職種の多くの人と会話をし、肩書きではなく自分自身を理解してもらうことが必要であると述べられました。最後に、「自分の人生の責任者は自分である」ことを胸に、これからの人生を歩んでいただきたいと学生へメッセージを送られました。
講演後の質疑応答では、マッチングプログラムコースの学生や、スポーツジャーナリストを目指している学生から、指導者ではなくジャーナリストになった動機や、選手のモチベーションを高める評論方法などについて質問があり、会場は大いに盛りあがりました。
今回の講演は、学生のみなさんに広い視野をもって勉学に取り組んでいただくために、理学部が全学俯瞰講演として主催し、マッチングプログラムコースの授業である「キャリア育成セミナー」の一環としても開催されました。
【本件問い合わせ先】理学部事務室 086-251-7763
中西哲生氏講演会を開催
2010年01月08日