1月29日に開催された学生起業家の登竜門「第17回キャンパスベンチャーグランプリ全国大会」（主催：日刊工業新聞社、内閣府など後援）に、本学理学部4年の久保駿貴さんが出場し、経済産業大臣賞を受賞しました。
　キャンパスベンチャーグランプリは、大学院、大学、高等専門学校、短期大学、専門学校などに在籍する学生を対象にビジネスプランを募集、審査、表彰する事業です。今年度は全国8地区から800以上のチームが参加。久保さんは就職活動の最終面接に落ちた学生を企業間で推薦・採用できるプラットフォーム『ABABA』を提案し、中国大会で最優秀賞を受賞して全国大会への出場を決めました。
　全国大会はコロナ禍のためオンラインで開催され、12人・チームが各自のビジネスプランを提案。事業内容への明確なイメージ、成長性、熱意などの観点で審査が行われ、『ABABA』を提案した久保さんが経済産業大臣賞に選ばれました。2月15日に東京・霞が関の霞山会館で開催された表彰式には、久保さんはオンラインで参加し、表彰状と副賞が贈られました。
　久保さんは昨年度の大会でも全国大会に出場しましたが、その際は惜しくも入賞を逃しており、今回リベンジを達成。久保さんは「多くの方に評価していただき、今の新卒採用における課題に対して改めて必要なサービスであると再認識できました。さらに勢いをつけて事業を成長させ、より多くの就活生の手助けとなるサービスを目指し、『企業同士が連携した採用』の世界を実現したいと思います」と感想を話しています。

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