本学は3月25日、令和2年度学位記等授与式を岡山県総合グラウンド体育館(ジップアリーナ岡山)で行い、学部生・大学院生ら計3,139人の門出を祝福しました。
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、令和元年度はやむを得ず式典を中止しました。今年度は何らかの形でも式典を挙行できればとの思いのもと、保護者の方や学外者の方の入場をご遠慮いただき、午前・午後の2回に分散して実施し、椅子を1席ずつスペースを空けて配置するなど、入念な感染拡大防止策をとった上で挙行しました。
式では槇野博史学長が、学部・研究科などの総代22人のうち、代表者に学位記・修了証書を授与。学業成績と人物がともに優れた学生に授与する「岡山大学黒正賞」の受賞者17人を表彰し、代表者に賞状を贈りました。
槇野学長は式辞で、世界共通の課題に地域で取り組み、誰一人取り残すことのないより良い未来を構想するための手立てとして、未来のあるべき姿から現在の課題をとらえなおす「バックキャスティング」などSDGs活動の4つのステップを紹介し、「今回のコロナ禍でもそうですが、大きな苦難に際して人は、どうしても眼の前の課題にどう対応するかに囚われ、集中してしまいます。しかし、変動の時代においては、未来のあるべき姿から今の課題の核心に立ち返ることが重要です」とはなむけの言葉を贈りました。卒業生・修了生を代表し、午前は教育学部の井村香澄さんと大学院教育学研究科の野村一道さん、午後は理学部の倉本祥至さんと大学院自然科学研究科の石原將貴さんが答辞を述べました。
会場の外では、卒業生が家族や友人と記念撮影をするなど別れを惜しんでいました。
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令和2年度岡山大学学位記等授与式を挙行
2021年03月25日