10月18~20日、わが国ではじめてエコやリサイクル、エシカル、フェアトレード、脱炭素などをキーワードとしたアパレル業界の国際展示会「サスティナブルファッションEXPO」が、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催され、本学と株式会社アン・ドゥーの取り組みなどを紹介しました。
本学と株式会社アン・ドゥーは、本年4月22日に共同研究や人材育成などを通じSDGsの達成に貢献することを目指し、連携・協力に関する協定を締結しています。
岡山市に本社を置くアン・ドゥーは、2019年に株式会社しまむらと共同開発した商品で、デニム製品としては日本で初めて、繊維製品の安全性を示す国際基準「エコテックススタンダード100」の認証を取得しており、わが国を代表するエシカルファッションの開拓企業のひとつです。協定締結後、本学オープンイノベーション機構(本年10月より「岡山大学イノベーションマネジメントコア(IMaC)」に改称・組織再編)を中心に具体的な連携・協力の協議の場を何度も設け、エシカルファッションの科学的エビデンスの蓄積のあり方や学生主体のアイデア収集などの検討を重ねて来ました。今回の「サスティナブルファッションEXPO」では、本学との協定締結やこれまでの取り組みなども紹介されました。併せて、東京オフィス駐在の佐藤法仁副理事・URAが、アン・ドゥーの中村圭太取締役や波勢桂一取締役、企画室の能海祐作氏らと会場で意見交換を行いました。
本学とアン・ドゥーは、今回の「サスティナブルファッションEXPO」で得られた知見やネットワークなどをもとに、エシカルファッションの普及によるSDGs達成へ貢献するために、同じ視点を持つ産学官のステークホルダーらを結集し、新たな価値を創造し、社会に提供できる取り組みを推進します。取り組みの具体的な方針は本年度に決定する予定ですので、ご興味ご関心のある方々のお声掛けを心よりお待ちしております。
<参考>
エシカルファッションの普及によるSDGs達成への貢献に向け、株式会社アン・ドゥーと連携・協力に関する協定を締結
【本件問い合わせ先】
岡山大学副理事(研究・産学共創担当)・URA
岡山大学イノベーションマネジメントコア(IMaC) 副コア長
佐藤 法仁
TEL:03-6225-2905(岡山大学東京オフィス)
エシカルファッションの普及によるSDGs達成への貢献を「サスティナブルファッションEXPO」にて発信
2021年11月09日