本学総合技術部は、6月11日に岡山県生涯学習センター(岡山市北区伊島町)で開催された大学コンソーシアム岡山主催の令和5年度「日ようび子ども大学in京山祭」に出展しました。
今回で10回目の実施となる「日ようび子ども大学」は、今年度は岡山県内の13大学と2短期大学、8団体が協力して、作ったり、遊んだり、触れたり、親子で楽しく学べるイベントを開催。岡山県生涯学習センター主催の「京山祭」との同時開催であり、全体で約1,900人が参加し、家族連れや友達同士などの参加者が様々なブースを体験しました。
本学総合技術部は、「ペットボトルでつくるキラキラ万華鏡」と題したブースを出展し、午前・午後にそれぞれ3回(1回30分)開催。混雑を避けるために整理券を配布し、約160人の参加者らが科学のおもしろさや家族等で協力して制作する楽しい時間を提供しました。
今回の出展では未就学の参加者でも体験できるよう、参加者3人に対し1~2人の技術職員が対応。また、会場前方で段階を追いながら演示をする技術職員も配置し、安全かつ誰もが体験できるように工夫しました。さらに保護者らはペットボトルを切り離す一番危険な作業を補助する等、家族等で協働できる場を提供しました。
万華鏡の要とも言える短冊状のミラーを三角形に組み立てる際には、企画した技術職員が考案した三角形の切れ込みを入れたアクリル台の治具(部品や工具の作業位置を指示・誘導するために用いる器具)を使用し、隙間なく止めることができるように工夫。最後に万華鏡のキラキラの元となる様々な形や色のビーズやおはじき等を選ぶ時間を設け、参加した子ども達は、何度も色味や形を変えて、自分だけの万華鏡作りに取り組みました。
午前、午後の開催ともに、整理券が数分で配布が終了するほどの人気となり、参加できなかった子ども達には、予備実験等で作成したペットボトル万華鏡を覗いてもらい、ビーズやおはじきが生み出す不思議できれいな模様を体感してもらいました。
さらに、今回のイベントには本学学務企画課や広報課からも職員が参加し、部局の壁を越えた取り組みとなりました。今後も総合技術部では、様々な技術を有する技術職員の社会貢献活動の推進や技術の提供による人材育成、今回のような子ども達も楽しく科学に触れられるテーマなどを継続して実施し、「地域中核・特色ある研究大学:岡山大学」の一翼を担っていきます。
【本件問い合わせ先】
岡山大学総合技術部 出前実験ワーキンググループ
E-mail:hirata-y◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えてください。
総合技術部が大学コンソーシアム岡山主催「日ようび子ども大学in京山祭」に出展
2023年06月27日