3月2日、工学部1号館にて「第4回実践的キャリア形成コースシンポジウム」を開催しました。
「実践的キャリア形成コース」は文部科学省「産学連携による実践型人材育成事業」(旧 派遣型高度人材育成協同プラン)の採択を受け、水島地区を中心とする企業との連携により、実践力あるエンジニアを育成することを目的として平成18年から開講しています。対象は、大学院自然科学研究科機械システム工学、電子情報システム工学(博士前期)、産業創成工学(博士後期)、物質生命工学専攻(博士前期)、機能分子化学専攻(博士後期)の各専攻の学生としています。
このコースは、工場視察や討議などの演習、企業の第一線で活躍されている技術者による講義、そして三ヶ月の長期にわたるインターンシップ(水島地区に設けたサテライト教育研究施設「瀬戸内圏インターンシップ・サテライトラボ」での演習および個別企業でのインターンシップ)で構成されています。
今回のシンポジウムは、本年度の同コースの締めくくりとして開催されたもので、活動報告や履修生がインターンシップ先での研修成果を発表するポスターセッション、特別講演などが行われました。延べ70人が参加するなど、いずれも盛況で、とりわけポスターセッションにおいては、来場した本学教職員・企業関係者と履修生との間で活発な質疑応答が行われ、会場は熱気に包まれました。
「実践的キャリア形成コース」は来年度も開講される予定です。
写真:来場者に研修成果を発表する履修生
「実践的キャリア形成コース」の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.mif.sys.okayama-u.ac.jp/~engdesign_web/index.html
【本件問い合わせ先】
産学連携による実践型人材育成事業事務局 TEL・FAX 086-251-8228
「第4回実践的キャリア形成コースシンポジウム」を開催
2010年03月05日