3月10日、社会文化科学系総合研究棟2階にて岡山大学重点プログラム(学内COE)「越境地域間協力教育研究拠点づくり」研究成果報告会を開催しました。
社会文化科学研究科は、学内COEの採択を受け、政治、経済、文化領域において東アジアのリーダーとなる人材の育成を行うため、国境を越えた国際教育・研究連携を充実させるとともに、同研究科をその拠点とすることを目指す「越境地域間協力教育研究拠点づくり」プログラムに基づき、国際シンポジウムなどさまざまな事業を行っています。
この報告会は同プログラムの成果概要を紹介するもので、学生・教職員らのべ約30名が参加。荒木社会文化科学研究科長の挨拶のあと、文学系・法学系・経済学系の14名の研究者が各30分計8時間にわたり、「EU統合の経験」、「法・政治:競争と協力」、「東アジアの『もの』と『秩序』」、「経済:競争と協力」という4つのテーマのもと、プログラムの成果を発表しました。最後には研究代表者の清水経済学部長が、このプログラムは本年度で終了するが、今後も精力的に国境を越えた国際教育・研究連携を推進していきたいと述べました。
これらの研究成果は、3巻からなる書籍にまとめられ、本年度中に岡山大学出版会から発刊される予定です。
【本件問い合わせ先】大学院社会文化科学研究科 TEL:086-251-7357
「越境地域間協力教育研究拠点づくり」報告会を開催
2010年03月11日