10月6日に吉備中央町で開催された「わっしょい和んさか吉備高原フェスタ(主催:わっしょい和んさか吉備高原フェスタ運営委員会)」に、本学医学部保健学科の学生7人と、卒業生、教員、J-PEAKSコーディネーターが1人ずつ、合計10人が参加しました。
イベントでは、学生らが吉備中央町の住民の方々へ、情報、健康、母子手帳、暮らし相談、買い物、移動サポートなど、さまざまなサービスを1つのアプリから利用できる便利なツール「きびアプリ」の登録や操作方法をサポートしました。
吉備中央町はデジタル田園健康特区に指定されており、本学はそのアーキテクトとして関与しています。この取り組みでは、健康や医療分野においてデジタル技術を活用し、地域課題の解決を目指しています。本学を含む産・学・官が連携し、「誰一人取り残さないエンゲージメント・コミュニティの創生」を目指して、「きびアプリ」を含めたデジタル技術の活用促進に取り組んでいます。
イベントに参加した学生たちは地域住民の方と積極的に関わる中で、デジタル技術の普及への理解を深める貴重な学びの場を得ることができ、加えて、実践的な経験は学生たちにとって大変有意義なもので、地域貢献の重要性を実感した様子でした。
イベントへの参加は、本学が採択を受けている文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の取り組みの一環です。地域住民の方々が抱える課題をデジタルの力で解決するため、住民の方々から届く声は非常に重要で、今回のイベントは、J-PEAKSの活動をさらに加速させるものとなりました。引き続き、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の活動にご期待ください。
【本件問い合わせ先】
大学院医歯薬総合研究科等学務課
保健学科・保健学研究科担当
TEL:086-235-7984
J-PEAKS事業で医学部保健学科の学生がイベントに参加 町の便利アプリの使い方をサポート
2024年10月10日