9月21日に島根県民会館で開催された「第63回中国合唱コンクール」に本学グリークラブが出場し、金賞を受賞しました！中国大会での金賞受賞は、当団発足以来、初めてのことです。
　本コンクールへの出場権は、8月11日に倉敷市芸文館で開催された「第77回岡山県合唱コンクール」の上位2団体が獲得。当団は課題曲「七里浜」と自由曲「相聞Ⅱ/夢の世に」の2曲を合唱し、20年ぶりに金賞、そして1位となり、本コンクールに推薦されました。
　正指揮者の永井宏樹さん（教育学部3年）は、「中国合唱コンクールでは、とても貴重な経験をさせていただきました。全国大会への切符は逃しましたが、金賞をいただき、我々の成長を実感できる大変嬉しい機会となりました」と初の金賞の喜びを語りました。また、「ここ数年、岡山大学グリークラブはコンクールに出場しておらず、今年の出場は新しい挑戦でした。『合唱経験や学部・学年がバラバラで人間性も全然違う人たちが中国大会という舞台で最高の音楽を奏でられたら、絶対かっこいい』そんな夢を見ながらコンクールに向けた練習を運営していました。同じ曲を何度も何度も練習するためには相当な忍耐力が必要です。毎回の練習が楽しく新鮮なものになるために、曲想について語る日や、他のパートを歌う日など、さまざまな方法を試して練習を進めてきましたが、うまくいかないことも多くありました。それでも難しい要求に応えてくれたこと、そして何よりも中国大会まで粘り強く練習に参加し続けてくれたことで、この結果をつかむことができました。団員にはとても感謝しています。本団は来年1月18日の定期演奏会をもって世代交代を迎えます。これからもまだまだ続く歴史の中でその道をさらに踏み固め、いつかはその道が全国大会まで届くことを夢見ております」と仲間への感謝を述べ、後輩たちに未来を託しました。
　日々練習を重ねるグリークラブの道が全国大会に届くことを期待しましょう！


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