第6日公開セミナー『健康な女性の卵子凍結を考える』

 6月17日(金)、第6日となる公開セミナー 生と死の倫理『健康な女性の卵子凍結を考える』のプログラムを開催しました。
 卵子の凍結保存技術の進歩に伴って、それまでのがん患者だけでなく、健康な未婚女性が将来の妊娠に備えて卵子凍結を行う事例が増えてきました。今回のセミナーでは、卵子凍結についての最新の意識調査の結果報告や、実際の生殖医療現場で卵子凍結を希望する健康な未婚女性と向き合ってきた中村先生、法学的的見地から宍戸先生、医療倫理の立場から粟屋先生、と各お立場から卵子の凍結保存、提供や売買についてのご講演いただきました。
 また当日は、テレビクルーの取材や新聞社の記者さんも複数も入り、注目の高さもうかがえました。
 今後社会問題化するであろう配偶子の保存について、様々な視点から考えを深めることができる、貴重なセミナーとなりました。

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