国立大学法人 岡山大学

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DXをメインテーマに令和3年度「岡山大学未来懇談会」を開催

2022年03月09日

 本学では、次世代を担う若手教職員が自由な発想で持続可能な岡山大学を考える新たな大学ガバナンスプラットフォームとして「岡山大学未来懇談会(未来懇)」を平成29年度より開催しています。本年度は、本学の学生も加わり、「『攻めのDX』-教育・研究×DX で拓く新たな地平-」をテーマとして、3月2日に開催しました。
 開催にあたり、槇野博史学長から参加者に対してあいさつ。「これからは従来の社会システムを変革していくことが求められており、DXの活用による教育・研究の新しい展開を模索していただきたい。また、自分の部局・部署・所属学部の課題だけにとらわれることなく、SDGs推進研究大学の一員として、長期的かつ俯瞰的な視点も踏まえた議論を行っていただきたい」と述べました。
 続いて、本学のデジタルトランスフォーメーション推進担当(特命)の阿部匡伸理事から本学のDXの取組等について説明。「これまで業務の合理化に関する「守りのDX」の視点で検討を進めてきたが、これからは既存の価値観や枠組みを根底から覆すような「攻めのDX」の視点で検討を進めたいと考えており、本会において幅広い視点を持って議論いただきたい」と話しました。
 参加者は6グループに分かれ、伊野英男副学長、田中岳副学長、石田衛副理事、吉川幸副理事、佐藤法仁副理事、座間味義人薬剤部長を進行役として、それぞれ「入試・入学前教育×DX」、「在学中×DX」、「研究×DX」をテーマに、教員・職員・学生のそれぞれの立場に基づいた視点から、課題やアイデアなどについて活発な議論を行いました。
 その後、各グループの代表者が発表。DXを活用した新たな仕組みの構築や、アプリ・AI・ポータルサイトなどを使ったソリューションの開発など、独創的で自由な発想による様々な提案がなされました。
 最後に、阿部理事から、本会での議論や提案を今後のDX推進に活かしていきたいこと、また、執行部等に対して発表する場を予定していることが述べられ、今後への期待を込めた言葉で締めくくられました。
 未来懇で出たアイデアや意見を実際の大学改革に取り組んでいく「実現性」も重要です。短期的、中・長期的に取り組む内容を明確にし、10年後も「選ばれる岡山大学」の実現を進めていきます。

○過去の「岡山大学未来懇談会」について
平成29年度 第1回「岡山大学の未来像~大学院の強化を中心に~ 1」(2018.02.16)
平成29年度 第2回「岡山大学の未来像~大学院の強化を中心に~ 2」(2018.02.23)
平成30年度 第1回「60分授業・4学期制」(2018.07.19)
平成30年度 第2回「これからの岡山大学教育における『強み』を考える」(2019.01.17)
令和元年度 第1回「岡山大学×国連SDGsのさらなる深化に向けて」(2019.09.25)
令和元年度 第2回「岡山大学×国連SDGsのさらなる深化に向けて」(2020.01.09)
令和2年度 「岡山大学ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)のさらなる深化に向けて」(2021.2.9)

【本件問い合わせ先】
総務・企画部大学改革推進課
TEL:086-251-7754、8998

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