国立大学法人 岡山大学

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「オール岡大」でデジタル田園健康特区構想を推進!第1回打ち合わせ会を実施

2024年03月26日

 3月14日、「オール岡大」体制の実現に向けた第1回打ち合わせ会が行われました。この会は2022年4月に岡山県吉備中央町が「デジタル田園健康特区」に指定され、本学が参画していることに端を発しています。
 本学では、本構想の取り組みを専門的な立場から支える有識者として、那須保友理事(研究担当)・副学長(当時)と岡山大学病院産科婦人科の牧尉太講師が「アーキテクト」を担当。医学部、岡山大学病院はじめ医療・健康領域の教職員が中心となり、本学が持つ強みを生かしてプロジェクトをリードしてきました。
 さらに先日、本学が文部科学省・日本学術振興会(JSPS)の採択を受けた「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」においてもデジタル田園健康特区を生かした社会変革を進める方針が確認され、本学は「地域中核・特色ある研究大学」として幅広い学問領域の特色を生かし、「オール岡大」として本構想に取り組む方針を決定しました。
 3月14日に行われた第1回打ち合わせ会では、津島キャンパスの各専門領域の教員が一堂に会し、自治体・協働企業・大学との強固な連携から「知」と「技」を結集し、「心の豊かな暮らし」(Well-being)と「持続可能な環境・社会・経済」(Sustainability)を実現することをゴールに設定して、熱い議論を行いました。
 まず、那須学長、前田嘉信理事(医療担当)・岡山大学病院長、牧講師からデジタル田園健康特区構想の趣旨や実際の活動について説明。それに呼応して、津島キャンパスの教員から各専門学域での取り組み紹介と持論が披露され、意見交換が行われました。進行役は三村聡副学長(ローカル・エンゲージメント担当)が担当しました。
 本学はデジタル田園健康特区構想の取り組みを円滑かつ効果的に進め、併せて他の自治体へも実践展開を推進するため、オール岡大をあげて本構想を支援してまいります。

○津島キャンパスの教員からの話題提供
(1)心理学のアプローチからウェルビーング実践活動の展開可能性を探る(学術研究院社会文化科学学域・田中共子教授)
(2)中山間地域の自治体が直面するモビリティ政策の実情と課題~吉備中央町の公共交通事情も踏まえて(学術研究院環境生命自然科学学域・橋本成仁教授)
(3)中山間地域の都市政策の課題をご専門の観点から~吉備中央町の空き家事情も踏まえて(学術研究院環境生命自然科学学域・氏原岳人准教授)
(4)吉備中央町を想定した場合の探究学習など子供たちの教育・共育の課題と課題解決に向けた可能性(教育推進機構・吉川幸准教授)
(5)留学生の視点(派遣)も考慮したグローバル教育の支援体制の可能性(教育推進機構(L-café)・藤本真澄准教授)

 
【本件問い合わせ先】
総務・企画部社会連携課
TEL:086-251-8416

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