国立大学法人 岡山大学

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中小機構「中四国スタートアップ応援セミナー」に那須学長が登壇

2024年03月22日

 3月11日、独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)中国本部四国本部が地域におけるスタートアップ支援者のネットワーク強化を図るため開催した「中四国スタートアップ応援セミナー」に、本学の那須保友学長が登壇し、本学のスタートアップ・ベンチャー創出の取り組みについて講演しました。
 講演ではまず、ベンチャーは研究成果の社会実装の促進と社会課題解決に取り組むうえで社会変革につながるイノベーターとして重要な役割を担うことから、本学では、「大学発ベンチャーの発掘・育成」、「起業機運の醸成」を重要な事業と位置づけ、起業環境を整備し、全学的なサポート体制を構築していると説明。これらの活動にあたっては、守るべきところは守り、変えるべきところはスピーディーに変えていく「『不易』と『流行』」、期限を決めて組織横断型でメンバーを集め、機動性と心理的安全性に優れたチームを作る「アジャイル型の組織編制」、県内外のベンチャー支援を行っている産学官金の多様な機関と連携し、リソースを充実させる「多様な機関との連携」を方針としていると話しました。
 続いて、具体的な施策として、大学発ベンチャーの発掘・育成のため、ワンストップ相談窓口「岡大ベンチャーサポートテラスV-Story」を開設していることや「岡大ピッチコンテスト」などを開催していること、アントレプレナーシップ教育を「必ずしも起業を目的とせず、失敗を恐れず挑戦する精神を涵養すること」と位置づけてアントレプレナーシップ関連イベントや教育プログラムを行い、起業機運の醸成に取り組んでいることを紹介しました。
 最後に、「大学発スタートアップ・ベンチャーの創出に取り組むとともに、教職員の意識や岡山大学そのものを変え、新しい大学の形を作っていく」と意気込みを述べました。
 続いて行われたパネルディスカッションでは、イノベーションマネジメントコア(IMaC)ベンチャー支援フィールドプロジェクト・オーナーである学術研究院ヘルスシステム統合科学学域の志水武史准教授がパネリストとして登壇。中四国地域でスタートアップを発掘・育成するために支援機関は何をすべきかをテーマに討論を繰り広げました。

○本学では教職員・学生のみなさんの起業に向けた取り組みを積極的に支援しています。詳しくは岡山大学ベンチャーサポートポータルサイトをご覧ください。


【本件問い合わせ先】
岡山大学イノベーションマネジメントコア(IMaC)ベンチャー支援フィールド
E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
    ※@を◎に置きかえています。

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