本学は3月12日、岡山大学半導体研究教育推進ワーキンググループ（WG）の第6回会合を、会場とオンラインを併用するハイブリッド形式で開催しました。
　このWGは、岡山地域での半導体に関する研究・教育を推進するため、2023年3月1日に設立されたもので、本学の研究者に加え、岡山県立大学、岡山理科大学、経済産業省など半導体に関係する大学や官庁、岡山県内外の半導体関連企業が参加しています。
　今回の会合は2024年2月に終了した大学院単位認定講座＆社会人向け公開講座「先端半導体テクノロジー」の成功を受け、2024年度の発展の方向を議論するために開催されました。
冒頭、事務局より、各講義の参加者のアンケート結果から学生の半導体業界や半導体関連企業への興味・関心が高まったこと、企業参加者からは、来年度もぜひ受講したいという声が寄せられたことが紹介され、効果的な講座であった旨の報告がありました。続けて、2024年度に本WGを更に発展させるため、2023年度に実施した「先端半導体テクノロジー」講座（修士課程1年生対象)に加えて以下の講座の開催が提案されました。
① 一般教養課程（学部1年生対象）
② 文系講義でのゲスト企業講師招聘
③ 「先端半導体テクノロジー」入門編（学部1年生対象）
　これを受け、スケジュール、シラバスなど、講座開設に向けた具体的な準備について議論が行われました。
　最後に、大学院環境生命自然科学研究科の鶴田健二研究科長から、来年度からのさらなる発展に向けて、岡山半導体研究教育推進委員会への改名の提案があり、全会一致で承認されました。
　今後も、本委員会では、本学および岡山地域での半導体人材育成を進めるとともに、半導体研究の活性化を推進していきます。

〇研究・イノベーション共創機構は、本学学生・教職員と企業・地域のみなさまとの交流を推進しています。ご関心を持ちの方は、以下お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。


【本件問い合わせ先】
岡山大学研究・イノベーション共創機構
E-mail：kikou◎adm.okayama-u.ac.jp
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