国立大学法人 岡山大学

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特別の課程(履修証明プログラム)

特別の課程(履修証明プログラム)制度は、学校教育法に基づき、社会人等の学生以外の方向けに開設される課程であり、講習や授業科目を組み合わせるなどして体系的に編成した60時間以上の課程です。
この課程を修了した方には、岡山大学から履修証明書が交付されます。
なお、特別の課程は単位修得が可能な課程があります。くわしくは各課程のWEBページをご確認ください。

受講料

原則1時間につき1,000円
各課程は総時間数60時間以上で編成されています。
※ただし、受講料が異なる課程もあります。

選抜方法

要・入学資格

該当する課程

「妊娠中からの母子支援」即戦力育成プログラム

【プログラムの目的】
周産期医療、地域母子保健に関与するスタッフのスキルアップ、職場復帰のためのリカレント教育、産科医療における即戦力育成に向けて、助産学生、大学院生と現役助産師とが、共に学ぶ中で、世代を越えたコミュニケーション能力を身につけ、離職防止を図ります。

【プログラムの内容】
周産期医療、生殖医療、子育て支援などの各分野の現場の講師による講演と、超音波シミュレーション装置を用いた実技、死産児のケアの演習、児童虐待予防プログラムのファシリテーター体験などを行います。また、NICU、不妊クリニック、子育て支援グループなどにおいて、見学やボランティア活動を行います。各種のシミュレーション装置などによる時間外学習やe-ラーニングよる受講を施行します。

実践的AI・セキュリティ講座

【プログラムの目的】
社会人(主に県内の企業等に所属する技術者)の学び直し及び、キャリアアップの支援を目的とし、社会人がIoT・AI・セキュリティ等の新しい情報技術を学ぶことができる教育プログラムを実施することで、Society5.0に向けたIoT・AIのセキュアな活用の促進とそれを担う社会人人材の能力の底上げを目指します。また、成長分野(半導体、電池、医療・福祉等)企業がDX化を社会実装するための集約的な課題を解決する(ヒントとなる)演習を開催します。なお、旧おかやまIoT・AI・セキュリティ講座は令和4年度より文部科学省 職業実践力育成プログラム(BP)に認定されています。

【プログラムの内容】
企業へのアンケート調査結果から社会的ニーズに応えた各科目(IoT・AI・セキュリティ)で入門基礎応用までのレベルに合わせた専門的なVoD教材による21の授業科目と、それをスキルとして習得するため、実際にデバイスやプログラミングを用いた演習と企業の課題解決につながる実践的な演習を受講します。また、IoT・AI・セキュリティのそれぞれの観点から系統的に学ぶことができるよう一部科目を抜粋した「IoT・AI」、「IoT・セキュリティ」、「AI・セキュリティ」の3つのサブコースも設定します。

デジタルヘルス人材育成プログラム

【プログラムの目的】
ITとヘルスケアの両方についての知見を併せ持ち、国内外の成長分野であるデジタルヘルス産業における新規事業開発・起業、さらには医療機関・介護施設等での業務のDX化を図れる「デジタルヘルス人材」を育成します。

【プログラムの内容】
「ヘルスケア人材(医師、看護師等、医療・介護分野の国家資格保有者等)」、「IT人材(エンジニア、プログラマー、webデザイナー等)」、「新規事業開発人材(既存の一般企業における新事業開発担当者等)」を受講対象者として、①ヘルスケア関連分野の教育プログラム、②IT関連分野の教育プログラム、③起業・事業経営に関する教育プログラム、④ヘルスケア/IT人材のネットワーク構築につながる実践的プログラムを提供します。

特別支援教育指導者養成プログラム

【プログラムの目的】
特別支援学校教諭免許状取得のために必要となる幼稚園、小学校、中学校又は高等学校の教諭の普通免許状を持つ者を対象として、精深な程度において特別支援教育に関する専門の事項を教授することにより、特別支援学校教諭一種免許状(知的障害者・肢体不自由者及び病弱者に関する教育の領域)取得要件を備えるとともに特別支援教育分野のニーズに応えることのできる人材を育てることを目的としています。

【プログラムの内容】
岡山大学教育学部において開講されている特別支援教育に関する専門科目を系統的に履修することで、特別支援学校教諭一種免許状を取得できるようにしています。一部、教職大学院の科目を履修することで、教職大学院進学への道を開きます。