本学とベトナム・フエ大学の修士課程共同プログラム「岡山大学・フエ大学院特別コース」第11期生の留学生7人が4月25日、来日後の奨学金支援を行う「里親」企業らと対面し、支援への感謝を伝えました。
本コースは、環境学及び農学を学ぶベトナム人留学生が本国で1年半の教育を受けた後、本学大学院環境生命科学研究科の博士前期課程2年次に転入学し、修士の学位を取得するプログラムです。奨学金支援については、コースの趣旨に賛同した協賛企業・個人と、留学生を一対一の関係で結びつける「里親制度」という方式をとっています。
対面式には、佐野寛理事(教学担当)・総括副学長、加賀勝副学長(特命(社会連携)担当)、木村邦生副学長(国際担当)らが出席。里親企業から留学生に対する激励の言葉が贈られた後、留学生は「里親」へ、岡山や岡山大学の印象、研究テーマや修士論文執筆への意欲のほか、勉学に打ち込める環境を与えてもらったことへの感謝の言葉などを日本語で述べました。
その後、里親企業は留学生と共に、環境理工学部学内水循環施設(誕生池)を見学。大学院環境生命科学研究科の中嶋佳貴助教が、環境理工学部の実践型環境教育について取組を紹介しました。活発な質疑応答があり、本コースへの理解を深める有意義な時間となりました。
本コースは第11期生の転入学にあたり、新たな里親企業らを迎え、より一層の発展が見込まれます。
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「岡山大学・フエ大学院特別コース」第11期生が「里親」企業らと対面
2019年05月10日