ハラスメントをなくすには
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岡山大学からハラスメントをなくすには,すべての構成員がハラスメントについて正しい認識を持ち,適切な人間関係を築くことが必要です。
- 親しさを表すつもりの言動であったとしても,本人の意図とは関係なく相手を不快にさせてしまう場合があることを認識しておくこと
- 不快に感じるか否かには個人差があることを知っておくこと
- この程度のことは相手も許容するだろうという勝手な憶測をしないこと
- 相手との良好な人間関係ができていると勝手な思い込みをしないこと
岡山大学では,ハラスメント防止のために我々構成員が認識しておくべき事項について,指針が定められています。
◇国立大学法人岡山大学ハラスメント防止に関するガイドライン
◇ハラスメントの防止等のために国立大学法人岡山大学職員等が認識すべき事項についての指針
ハラスメント行為をなくすには,以下の認識を持ち,行動することが重要です。
一人ひとりが思いやりを持ち,相手への理解を深めることで,岡山大学からハラスメントがなくなることを,切に願っています。
一人ひとりの行動から見直しましょう
◇◇ Q.ハラスメント行為をしていませんか?
「悪気はないから」 「その人のためを思っているから」 「あの人は耐性があるから大丈夫」「今まで嫌だと言われたことがないから大丈夫」
・・・と思っていませんか?
相手との信頼関係がきちんとできあがっていなければ,良かれと思った行為でもハラスメント=嫌がらせになってしまうかもしれません。
自分がハラスメント行為をしているかもしれないという認識を持ち,相手からの些細なリアクションを見逃さず,相手のことを思いやった行動を行うよう心がけましょう。
◇◇ Q.ハラスメント行為を受けていませんか?
「嫌がらせを受けていて辛い」 「嫌だと相手に指摘したら,人間関係が壊れないか心配」「周りに相談できる人がいない」
相手がハラスメントをしているという自覚がない場合もあります。
相手に嫌だと指摘することも必要ですが,難しい場合も多いでしょう。
「どうにかしたいけれど,解決方法がわからない」 「誰かに話を聞いてほしい」
「職場の人には相談できない」
そんな時は,ハラスメント相談室や相談員へ相談してください。
◇◇ Q.ハラスメント行為を目撃していませんか?
「○○さんが△△さんへ嫌がらせをしているのを見た」「ハラスメントが常態化されているが,自分が敵にされそうで,注意ができない」
それぞれの環境の中で,ハラスメント行為がされているのを知ったとき,真正面から,被害者や加害者へその問題を投げかけることができる人はごくわずかです。
「被害拡大を食い止めたいが,どうすればよいかわからない」
「被害者から相談に乗ってもらいたいと言われたが,どのようにアドバイスしてよいかわからない」
「職場の上司には相談できない」
そんな時は,被害者へ,ハラスメント相談室や相談員に相談するよう促して下さい。