診療案内Medical Info
外来受診について
◇お願い◇
初診の方は、検査などのため長く時間がかかりますので、なるべく朝早くお越しください。初診日は検査診察のためかなり時間がかかります。
また、できるだけ紹介状をお持ちください。(当病院は特定機能病院に指定されていますので、紹介状を持参されない場合 診察料のお支払いが増えますことをご了承くださいますよう、お願いいたします。)
◆お知らせ◆2023/09/22
岡山大学病院では、新型コロナウイルス感染症対策として、院内感染防止対策を徹底するため、当面の間、予約のある患者さんのみの診察となります。また、受診については岡山大学病院ホームページのお知らせをご確認ください。何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いします。
診療内容・専門分野
幅広い耳鼻咽喉・頭頸部外科領域の疾患に応えられるよう診療を行っています。
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耳疾患・難聴
慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎などに対して中耳手術を行っています。難聴・耳鳴に対しては各種精密検査により、原因の追求に当たっています。また中途失聴者に対する人工内耳植込術と術後のリハビリを行っています。
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小児難聴
小児難聴の早期発見と言語訓練を難聴児通園施設「岡山かなりや学園」と提携して行っています。新生児・幼児への脳波・聴力検査・遊戯聴力検査を行えます。高度難聴児に対しては人工内耳植込術と術後のリハビリを行っています。また遺伝子解析の手法を用いた難聴の原因解明も行っています。
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神経耳科
末梢性(内耳性)、中枢性めまいの患者さんを対象にCCDカメラ、重心動揺計、ビデオ眼振計、video Head Impulse Test、前庭誘発筋電位、内リンパ水腫MRIといった検査を組みあわせた診断をしています。薬物投与や生活指導による症状改善を目指します。
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補聴器
幅広い年齢層を対象に、補聴器のフィッティングを行っています。症例にあわせことばの聞き取りの検査を行い、クロス補聴器(一側性難聴に対する補聴器)や軟骨伝導補聴器なども扱います。
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鼻アレルギー
アレルギー性鼻炎に対する抗原の精査及びアレルゲン免疫療法・生活指導を行っています。さらに保存的治療で効果がない方に対しては、手術も行っています。
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頭頸部腫瘍
多くの診療科と協力し、口腔がんや咽頭がんなど、耳鼻咽喉・頭頸部領域のがんを総合的に治療する体制をとっています。治療の中心となる岡山大学頭頸部がんセンターでは、多職種連携(言語聴覚士、理学療法士、栄養士、看護師、社会福祉士など)も充実しています。
⇒岡山大学病院頭頸部がんセンターHPへ -
甲状腺腫瘍
甲状腺(副甲状腺)腫瘍全般に関する診療を行っています。診断の中心的役割を果たすのは超音波(エコー)検査で、必要性が認められれば穿刺吸引細胞診を行います。不要な手術はお勧めしないことを心がけています。
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扁桃・咽頭疾患
慢性扁桃炎が原因となって腎臓など他臓器に障害を及ぼす病巣感染症の精査及び口蓋扁桃摘出術をを行っています。また睡眠時無呼吸症候群に対する精密検査や口蓋形成術も行っています。
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聴覚支援
聴覚支援センターでは、聴覚障がいをもつ方に対してコミュニケーションの改善や情報保障手段の確保ができるよう支援しています。学校や社会で過ごしやすくすることが目標です。
⇒岡山大学病院聴覚支援センターHPへ