教師教育開発部門のご紹介
教師教育開発部門は、全学教職コア・カリキュラムの開発と研究、教育実習の企画・運営・研究、教育学部附属学校園との連携協力事業など教師教育開発の中枢的役割を果たす部門です。全学教職コア・カリキュラムは、これまで教育学部で実施している教員養成コア・カリキュラムの成果を基盤にして開発され、平成22年度入学生から適用されています。
ESD(Education for Sustainable Development)の理念を持つ教師
ESDとは、人類が抱える諸課題を解決し、多様な生物とともに、持続可能な社会を築くための担い手を育む教育のことです。教科書の内容を教えるだけではなく、子どもたちの学びを広い視野と深い学問知を持って導くことのできる教員を養成します。
総合的な教師力をもつ教師の養成 ―3つの力をバランスよく育てる―
岡山大学では、教師力を①教育実践力、②対人関係力、③自己深化力の3つの力で構成される総合的な教育実践の力量と考えています。授業実践だけではなく、学校現場で求められる総合的な教師力を養成します。
仲間とともに学び成長し続ける教師の養成
仲間とともに、教育実践を振り返り、成果と課題を明らかにして、教育実践を改善・創造していくことができる、主体的に成長し続ける専門職としての教員を養成します。
全学教職課程「自己評価シート」は「夢と希望と専門職」の道しるべ
教職課程での学びの道しるべとして、3つの力の具体的行動目標を段階的に示した『全学教職課程「自己評価シート」』を作成しました。4年次に開講される「教職実践演習」で自らの履修の記録としても活用します。教師への道を歩む皆さんの学びの羅針盤であり、教職への夢と希望をふくらませる豊かな学びの航海日誌となるものです。
※全学教職課程「自己評価シート」とは
1年次から4年次の全学教職課程において、自らの実践的指導力を豊かに育んでいく過程を記録するもの
です。授業や実習において身につけた力を、本学が大切にしている「教師の基盤となる3つの力」で評価
していきます。
詳細は、教職課程履修ハンドブック(第5版ではp.79)を参照してください。