国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

特色ある教育

(令和2年9月現在)

 岡山大学の特色ある教育プロジェクトについて紹介しています。

プロジェクト等の一覧

各項目をクリックするとそれぞれの内容へリンクします。

●文部科学省教育強化方策「大学における数理・データサイエンス教育の全国展開」

平成31年度採択

取組名称:「文系から理系までの学生を遍く対象とする数理・データサイエンス教育プログラム」

(事業推進責任者:佐野寛 教学担当理事)
(数理・データサイエンス教育タスクフォース議長:環境生命科学研究科教授 栗原考次)

 文部科学省は平成28年に「数理及びデータサイエンスに係る教育強化」の6拠点6大学を選定しました。
平成31年にはその協力校として20大学を選定し,本学も協力校のひとつです。
 本プロジェクトでは,文系から理系までの全学生約2,200 名(理系1,300 名+文系900名)を遍く対象とする数理・データサイエンス・AI教育を展開し,各部局のベースとなる知識レベルに合わせた講義内容による必修科目「数理・データサイエンスの基礎」及び具体的な課題を試行錯誤し解決を目指すことによりデータサイエンスの有用性を実感させる演習科目「数理・データサイエンスの基礎演習」を開講します。
 本プロジェクトにより,医療・金融・法律など様々な専門分野において,
データに基づく社会的課題解決や新たな価値創造が可能な人材育成を行うための基礎を構築することを目指しています。

プロジェクトの概要はこちらをご覧ください

●成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)

 本事業は、情報技術を高度に活用して社会の具体的な課題を解決できる人材の育成機能を強化するため,産学協働の実践教育ネットワークを形成し,課題解決型学習(PBL)等の実践的な教育を推進し広く全国に普及させることを目的としています。

平成28年度採択

取組名称:「情報セキュリティ分野の実践的人材育成コースの開発・実施」

(事業推進責任者: 大学院ヘルスシステム統合科学研究科 横平徳美教授)

 「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT:エンピット)」は、高度IT人材の育成を目指す教育プログラムです。「セキュリティ分野」「ビッグデータ・AI分野」「組込みシステム分野」「ビジネスシステムデザイン分野」という4つの分野を対象に、大学・産業界の協力体制のもとで推進されるリアリティの高い講義や演習など、特色あるプログラムを通じて実社会においてイノベーションを起こすことができる人材を輩出します。
 セキュリティ分野では、岡山大学を含む11の大学が共同提案した「情報セキュリティ分野の実践的人材育成コースの開発・実施」という取組(略称:enPiT-Security)が採択され,これらの大学が連携して運営するBasicSecCapコースを立ち上げています。これは喫緊の課題であるサイバーセキュリティ分野の人材育成を目標として、先進技術の知識に加え、理解・応用できる実践的能力の開発も含む人材育成を達成する教育を実施することを指向して、大学間連携による教育内容のダイバーシティと、産業界、あるいはセキュリティ関連団体との連携による実践的人材育成の教育コースを開発し実施する取り組みです。高度化する情報セキュリティの脅威を理解し、リスクマネジメントに必要な知識、基本的技術、実践力を備えた人材を育成します。

プログラムの概要はこちらをご覧ください(enPiT HP)

●スーパーグローバル大学創成支援事業(Top Global University Project)

 本事業は、我が国の高等教育の国際競争力の向上を目的に、海外の卓越した大学との連携や大学改革により徹底した国際化を進める、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や国際化を牽引するグローバル大学に対し、制度改革と組み合わせ重点支援を行うことを目的としています。

平成26年度採択

取組名称:「PRIMEプログラム:世界で活躍できる「実践人」を育成する!」

(事業推進責任者:高橋 香代 企画・評価・総務担当理事)

【取組を通じて目指す大学の将来像】  
 学生と教職員は高度な能力を身に付けて世界に出かけ、また世界から優れた学生や教員及び研究者を岡山大学に迎え、岡山大学を世界に向けて創造的な知の成果、技の結実を発信する大学に進化させる。人をかえ、地域をかえ、世界をかえ、10年後、世界に存在感を示す岡山大学になる。
【構想の概要】  
 PRIME(PRactical Interactive Mode for Education)プログラムにより、学生は3基幹力/3 powersを知識として持つだけではなく、3側面/3 facesの経験によりグローバルな現場で試す機会を持つことができ、現場で必要な、会話力、創造力、行動力、統率力、決断力を涵養し、実践の現場で適切な判断をくだすことができる能力(グローバル実践知)を身に付けることができる。

プログラムの概要はこちらをご覧ください(専用サイト)

●大学の世界展開力強化事業 【タイプA-1~アジア諸国等との大学間交流の枠組み強化~】

 文部科学省では、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力を強化するため、高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の受入れを行う国際教育連携の取組を支援する「大学の世界展開力強化事業」を実施しています。

平成28年度採択

取組名称:「東アジア高等教育圏を見据えた中核的高度実践人=アジアンクラット育成プログラム」

(事業推進責任者:グローバル人材育成院 院長・木村 邦生)
(プログラム・マネージャー:グローバル人材育成院 副院長・神原 信幸)

 第2期(2016-2020年度)のキャンパス・アジアプログラム「アジア高等教育圏を基盤にした中核的専門職業人(アジアンクラット)育成プログラム(Asiancrat、Prime Professional Human Resource Training Program、Based on a Pan-asia Higher Education System)」は、第1期の「キャンパス・アジア」パイロットプログラムで得た成果(「共通善」教育によるパートナー校との協働経験の蓄積及び連帯・相互信頼の形成、単位互換、成績評価、人文社会学系・医歯薬学系ダブル・ディグリー、多言語・多文化教育、600人近くの高いモビリティ他)をベースにして、東アジアの拠点校である岡山大学、吉林大学、成均館大学校が、パイロットプログラムで結成した3大学コンソーシアムを活用し、高い学生モビリティを実現する制度を整備・運用し、次世代中核的専門職業人(アジアンクラット)を育成する。

プログラムの概要はこちらをご覧ください
令和元年度の取組はこちらをご覧ください。


●多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」養成プラン

 がんは、我が国の死因第一位の疾患であり、生涯のうちに約2人に1人が、がんにかかると推計されているなど、国民の生命及び健康にとって重大な問題となっており、新たながん対策が求められています。
 「今後のがん対策の方向性について」(平成27年6月)や、「がん対策加速化プラン」(平成27年12月)などにおいては、ゲノム医療の実用化に向けた取組の加速化、小児がん及び希少がん対策、AYA(Adolescent and Young Adult)世代や高齢者等のライフステージに応じたがん対策のほか、緩和ケアに関する教育の推進等が、新たなニーズとして求められています。
 そのため、本事業は、大学間の連携による「がん医療人材養成拠点」において、各大学の特色を生かした教育プログラムを構築し、がん医療の新たなニーズに対応できる優れた「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」を養成することで、我が国におけるがん医療の一層の推進を目的として実施します。
共同申請大学:岡山大学、愛媛大学、香川大学、川崎医科大学、高知大学、高知県立大学、徳島大学、徳島文理大学、広島大学、松山大学、山口大学

平成29年度採択

取組名称:「全人的医療を行う高度がん専門医療人養成」

(事業推進責任者:医歯薬学総合研究科 消化器外科学 藤原俊義教授)

 本事業は、がん医療を取り巻く状勢変化に伴い生まれる多様な新ニーズにも対応するがん専門医療人の人材育成を目的としております。がん患者数の増加、治療の進歩に伴い高齢者医療、ゲノム医療、希少がん、小児/AYA世代がんへの対応は新たな重要課題となっており、中国・四国地方においても高いレベルでそれらを理解し、適切な医療を提供できる医療人の養成が必要とされています。さらに、がん患者の求める全人的医療を実践するためには、各々が高度な技術と知識を持った上で、チームとして連携し、がん診療を提供する多職種連携教育が重要となります。
 本事業では中国・四国の11大学が参画するコンソーシアムを組織し、上記課題に対応できる卓越したがん専門医療人の人材育成にあたります。

プログラムの概要はこちらをご覧ください

●関連リンク 【学外サイトへ】

・文部科学省
  国公私立大学を通じた大学教育改革の支援
・財団法人大学基準協会
・独立行政法人日本学術振興会

特色ある教育プロジェクト(終了したもの)


特色ある教育プロジェクト(終了したもの)