その他
海外特別演習の一環として中国文化大学を訪問しました。
2024年9月21日には中国文化大学社会科学院を訪問し、同院長の王綺年准教授より同大学の歴史と現在についてのご講演をいただきました。その後、同院所属の魏嘉吟助教と学部生・大学院生3名に導かれ、図書館を中心とするキャンパスツアーに参加しました。最後に、張教授よりこの度の歓迎に対する謝意が表され、両校の今後のさらなる交流に対する期待が述べられました。
海外特別演習の一環として中正大学を訪問し、国際交流セミナーを開催しました。
2024年2024年9月20日、岡山大学法学部と国立中正大学社会科学部戦略・国際事務研究所との共催で、中正大学において国際交流セミナー「日本と台湾の政治:日台の同性婚比較」が開催されました。中正大学からは教員6名、大学院生17名が出席し、総計39名がセミナーに参加しました。
当日は、戦略・国際事務研究所前所長の蔡育岱教授・現所長の楊志和教授より開会のご挨拶をいただいた後、まず、中正大学の院生3名が、台湾における同性婚法制及びそれに関する政治過程について、それぞれ報告を行いました。次に岡山大学側は、学部生3名がグループ発表を行い、日本における同性愛の歴史及び法制化への課題について、台湾との比較を交えながら紹介しました。報告後の質疑応答では、相互の発表に対して日台それぞれの視点から質問が提起され、お互いの制度及びその改善点について理解を深めることができました。
最後に、両校を代表して楊教授と張教授より閉会の挨拶があり、今回の交流セミナーを通じて深まった両校の友好関係を顧み、今回のセミナーが両校から多数の参加に恵まれたことに感謝の意が表明されました。また、今後も交流が続けられるよう期待している旨が述べられ、中正大学との国際交流セミナーは盛会のうちに終えることができました。
九州大学大学院法学府国際コースの大学院生との交流会を開催
2024年6月7日に、岡山大学法学部と九州大学大学院法学府国際コースとの交流会を岡山大学にて開催しました。九州大学からは国際協力機構のプログラムで来日している留学生12名が、岡山大学からは学生14名がそれぞれ参加しました。交流会第1部はJテラスカフェで実施し、自己紹介を中心に、ランチを取りながら会話を楽しみました。その後教室に移動し、築島尚法学部長の挨拶の後に、交流会第2部として、参加者各々の出身国が抱える社会問題について、各国の法・政治制度を踏まえつつ多角的に議論しました。終始英語でのコミュニケーションとなりましたが、活発な議論がみられ、参加者全員が有意義なひとときを過ごすことができました。
貴州大学法学院訪問団が法学部を訪問されました。
2024年6月6日、貴州大学法学院の伶伝莉院長を団長とする学術交流団が岡山大学法学部を訪問されました。貴州大学は長い歴史と伝統を有し、中国において重点大学の一つに位置づけられています。貴州大学法学院は、近年、科学研究に力を入れており、中国の大学における科学研究費獲得順位は10位になります。最近は、環境、デジタルデータ、AIに関する法的問題の研究で注目されており、2023年12月には中国教育部の許可による「対外的人材育成イノベーションセンター(中国語:渉外人材協同培養創新基地)」が設立されました。この度、学術交流団は、本学部の築島学部長、国際交流委員の教員と、双方の大学における教育研究状況について情報と意見の交換をおこない、相互の理解を深め、また、今後、学生、教員間の交流を深めていくことについて話し合いをしました。
ストラスブール大学法学部のエティエンヌ・ファルヌー教授(Prof. Etienne FARNOUX)をお迎えして、研究交流会を開催しました。
2024年1月31日、本学法学部は、ストラスブール大学法学部のエティエンヌ・ファルヌー教授(Prof. Etienne FARNOUX)をお迎えして、暗号資産の法的性質に関する研究交流会を開催しました。ファルヌー教授の豊かな見識と洞察によって構築された研究発表の後、本学部に所属する様々な法分野の研究者との間でディスカッションが行われました。ビットコインなどの暗号資産を法的にどのように把握し、いかにして保有者の保護を図るかという最先端の問題について活発に議論が交わされる中で、極めて基礎的かつ日常的な概念である「所有」に対する日仏の法観念の微妙な違いが浮かび上がるなど、大変楽しく有益な研究交流となりました。
台湾国立中正大学訪問団が法学部を訪問されました。
2023 年 6 月 15 日、台湾国立中正大学蔡育岱戦略?国際事務研究所長を団長とする訪問団が岡山大学法学部を訪問されました。国立中正大学は、法学研究が台湾南部の高等教育機関の中では第1位の台湾総合大学として知られており、各界に有能な卒業生を送り込んでいます。 国立中正大学と岡山大学社会文化科学研究科・法学部は2016年に交流協定を締結しており、コロナ以前には2名の学部生を受け入れていました。今回、コロナの感染状況が緩和された後の訪問で、学生・教員の教育・研究上の交流を一層進めてゆくことが話し合われました。
2021年1月21日に吉林大学との交流会が開催されました。
岡山大学法学部と中国吉林大学法学部の間でオンラインによる「中国会社法改正の要旨」をテーマとする国際学術交流シンポジウムが開催されました。
本シンポジウムでは、吉林大学法学院傳穹教授の参加を得て、吉林大学法学院2人の博士によるZOOMを通じた講演が行われました。
最初は、陳洪磊博士の「ビジネス判断原則の中国の実践と表現」と題した報告で、これに対して本学大学院生、オンラインによる参加の弁護士、元岡山大学大学院生からは熱心に活発な議論が交わされ、陳博士からはそれらの質問に対して専門的な回答がなされました。
続いて、呉克博士が「企業コンプライアンスシステムの中国の検証」について講演され、この実例分析を通じた発表は、米国ナーミテクノロジー株式会社マネージャー及びこれから企業への就職を目指す学生にとって、非常に参考となるアドバイスとなりました。
この国際学術交流シンポジウムに参加した学生にとっては大きな財産となったことでしょう。
コロナウイルスの感染が早期に終わり、中国と日本の国際的な学術交流が継続的に強化されることを願ってシンポジウムは終了しました。
2020年12月17日に吉林大学との交流会が開催されました。
吉林大学との交流協定締結以降、岡山大学法学部では、中国現地に学生を派遣して国際交流を実施してきましたが、今年は、新型コロナ感染症拡大により海外大学との直接的な交流が難しいため、2020年12月17日、それぞれの大学の教室に集まった教員・学生をオンラインで結ぶことで交流を実施しました。本学学生20名と吉林大学の14名を合わせて、34名が参加しました。
今回の交流会では、吉林大学法学院の傅 穹(Fu Qiong)教授に「上場会社における虚偽陳述に関する株主責任の実証研究」と題して講演頂いた後、参加者によるディスカッションを通じて、近年中国において新しく改正された会社法や証券法の理解を深めることができました。学生からの質問に対しては一つ一つに丁寧な説明があり、学生たちには大きな収穫となりました。大変有意義な交流会となり、今後の国際交流にも繋がっていくものと思われます。皆様のご尽力に感謝致します。
岡山大学法学部と国立彰化師範大学(台湾)との交流会(合同ゼミ)が開催されました。
2019年7月4日に、国立彰化師範大学(台湾)より、魏 培軒 助理教授引率のもと、4名の学生が岡山大学法学部に来校され(黄建銘教授も随行)、岡山大学法学部憲法ゼミ(山田哲史准教授担当)と交流会(合同ゼミ)を開催しました。
第1セッション:「日本におけるGPS捜査規制」(主報告:山田ゼミ)
第2セッション:「台湾における同性婚の法制化」(主報告:魏ゼミ)