中国政法大学との交流
岡山大学法学部と中国政法大学民商経済法学院との国際学術交流シンポジウムを開催
2021 年 12 月 23 日、岡山大学法学部と中国政法大学民商経済法学院との国際学術交流シンポジウムがオンラインにて開催され、岡山大学からは教員4 名、学生 30 名、その他オンラインで35 名が参加し、中国政法大学からは教官 5 名、学生 30 名が参加し、総計104 名が参加した。
本国際交流シンポジウムのテーマは「日中の会社法改正について」であり、最初に岡山大学の河原祐馬教授、中国政法大学民商経済法学院の于飛教授よりそれぞれ開会挨拶をいただき、岡山大学法学部の張紅教授、中国政法大学民商経済法学院の陳景善教授が司会を務めた。河原教授および于教授は、岡山大学と中国政法大学が 2016 年に交流協定を締結して以来の両校の友好関係・研究成果を顧み、国際シンポジウムの参加者に感謝の意を表した。また、新型コロナウ イルスの影響で現地での国際交流ができないことに遺憾の意を表し、本国際交流シンポジウムを通じて日中両校の絆をより一層深めることを祈念された。
国際交流シンポジウムでは、張教授の「日本の会社法の最新改正と中国への示唆」についての発表に続き、岡山大学の小林規彦さんと井上大和さん、上岡巧海さん、徐佳寧さんによって、最新の日本会社法における補償契約、会社の資本制度、株式売買の流れおよび社債の日中比較をテーマとした発表がそれぞれなされた。中国政法大学からは、学生たちが授権資本制度、会社訴訟・実務、会社の債務返済能力等、中国会社法の最新法令情報についてそれぞれ発表があった。最終セッションで行われた質疑応答では、日中両校の学生達が熱心に議論し合い、相互に理解を深めながら双方の視点から意見が生み出され、両校の会場は非常に盛り上った。
最後に、張教授は閉会挨拶において、日中両校の先生および学生達の友好交流ができたことについて感謝の意を表し、早めに現地での交流ができるようにとの今後の期待を述べ、本シンポジウム は盛会のうちに終了した。
中国政法大学の訪問団が法学部を訪問
2017年2月22日午後、中国政法大学石亜軍中国政法大学党委書記を団長とする訪問団が岡山大学法学部を訪問されました。中国政法大学は中国でも屈指の文系大学で、各界に有能な卒業生を送り込んでいます。
中国政法大学と岡山大学社会文化科学研究科・法学部は2016年5月に交流協定を締結しており、現在、二名の大学院生を法学系の大学院生として受け入れています。今回の訪問でも、学生・教員の教育・研究上の交流を一層進めてゆくことが話し合われました。