2020年度法教育授業の開催
2020年度法教育授業の開催
<第1回>
2020年12月16日に清心高校にて、法学部公認サークル「法友会」が、高校1年生1クラスを対象に法教育・消費者教育授業を実施しました。これは、従来、岡山県消費生活センターのご協力のもと法友会が取り組んできた法教育事業を、消費者庁・文部科学省共催の「地方連携推進フォーラム2021in岡山」で報告するための模擬授業でした。
<第2回>
2021年2月16日に清心中学校にて、法学部公認サークル「法友会」が法教育・消費者教育授業を実施しました。清心中学校や岡山県消費生活センターのご協力のもと、中学3年生を対象に3クラスで授業を行いました。
<第3回>
2021年3月17日に創志学園高校にて、法学部公認サークル「法友会」が法教育・消費者教育授業を実施しました。創志学園高校や岡山県消費生活センターのご指導のもと、法律ゼミ所属の1年生14名を対象に授業を行いました。
その書き込み大丈夫!?
今年度の法教育授業では、いずれもネットへの書き込みをテーマに、法学部教員が監修した岡山県消費生活センター提供の教材を使用しました。「レストランの料理の感想の書き込み」「レストランについて見聞きした事実の書き込み」「クラスでのカンニングについての書き込み」「知人の住所についての書き込み」など4つの具体的事例を紹介し、各事例の中でその書き込みが法的に問題になるか、それとも問題にならないのか、そしてそれぞれなぜそのような解答になるかについてグループの中で討論して考えてもらいました。
授業は法友会の学生によって進められ、各事例をロールプレイ形式で紹介しました。また、各クラスの生徒さんを5~6名の班に分け、法友会の学生が各班に2~3名ずつチューターとして参加し、各班の議論を取り仕切りました。
法友会の学生にとっても、中学生・高校生に教える経験をすることで、授業で学んだ法学の知識を深く理解し、コミュニケーションや表現力、指導方法など幅広い技能を身に付けることができたと思われます。