血液・腫瘍内科

科長のご紹介

科長 前田 嘉信
専門医 認定内科医・総合内科専門医・指導医(日本内科学会)
血液専門医・指導医(日本血液学会)
造血細胞移植認定医(日本造血幹細胞移植学会)
専門分野 悪性リンパ腫,白血病,造血幹細胞移植

血液悪性疾患を中心とした血液疾患に対する世界最先端の治療を岡山から!をモットーに日々診療を行っております。「困難な病状の患者さんに寄り添い,全力を尽くす」という血液・腫瘍内科の伝統を受け継ぎ,一人一人の患者さんを救いたいという想いを持って「患者さんのために」日々診療を行っています。また,医師も社会の中で生きており,己のためではなく他人のために何ができるか「社会のために」何ができるか一人一人が行動できるように努力しております。

 

主な対象疾患

  • 急性骨髄性白血病
  • 急性リンパ性白血病
  • 骨髄異形成症候群
  • 悪性リンパ腫
  • 慢性骨髄性白血病
  • 多発性骨髄腫
  • 慢性活動性EBウイルス感染症
  • 再生不良性貧血
 

診療内容と特色

あらゆる血液疾患の診断・治療を専門に行っております。各疾患における世界的なエビデンスや治療ガイドラインに基づきながら,患者さん一人一人について丁寧な診療を実践しております。また,世界で最も進んだ医療を提供すべく,新薬の治験や臨床試験,造血幹細胞移植,CAR-T細胞療法など最先端の治療を行っております。
特に難治性の血液悪性疾患に対しては,造血幹細胞移植を積極的に実施しており,2023年実績48例と全国の国公立大学の中でも屈指の造血幹細胞移植推進拠点病院です。

また,2019年末より,難治性の急性リンパ性白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫に対してCAR-T細胞療法を行っており(2023年実績50例),すべてのCAR-T製剤が使用な国内有数のCAR-T細胞療法施設でもあります。
 

研究について

当科では臨床研究・基礎研究を多数行っております。
詳細は血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科のホームページをご参照ください。
 
 

診療実績

 
年 度 同種造血幹細胞移植 CAR-T細胞療法
2020年度 38例 17例
2021年度 50例 23例
2022年度 50例 30例
2023年度 48例 50例

スタッフ紹介