診療・運営体制
岡山大学病院は1974年に腎移植,1996年に肝移植,1998年に肺移植(国内初),2013年に心移植を開始しました。2010年に改正臓器移植法が施行され脳死移植が増加したため,移植医療を円滑に進めるべく2011年に臓器移植医療センターが設立されました。当センターには各臓器移植を担当する診療科(呼吸器外科,肝・胆・膵外科,泌尿器科)の医師や,レシピエント移植コーディネーターを務める看護師,事務員が所属しており,各部署と連携して円滑に移植医療を進めております。今後も質の高い移植医療を多くの患者の皆さまに提供させていただきたく思っております。
センター長
前田 嘉信
診療内容・特色
臓器移植とは,臓器が再生不可能な機能不全の状態になり,移植でしか治すことができなくなったときに行う医療です。移植手術や術前・術後管理には高度な技術が要求されるため,認定を受けた施設でしか臓器移植を受けることはできません。岡山大学病院は全国でも数少ない多臓器(肺,肝臓,腎臓,小腸)の臓器移植認定施設です。
当センターには,肺移植チーム,肝移植チーム,腎移植チームがあり,医師と患者をつなぐ役割を担う移植コーディネーターが配置されています。すべての臓器移植を集中的に管理・運営し,安全でかつ高度な移植医療を提供するのが当臓器移植医療センターの使命です。また,移植医療に関しての啓蒙活動,適切な移植医療が行われているかどうかの検証作業も,重要な役割となっています。
診療実績
肺移植の実績については,
呼吸器・乳腺内分泌外科学ホームページを参照ください。
肝移植の実績については,
消化器外科学ホームページを参照ください。
腎移植の実績については,
泌尿器病態学ホームページを参照ください。
スタッフ紹介