臨床心理センター

診療・運営体制

臨床心理センターのセンター長を務めさせていただいております,精神科神経科の髙木学と申します。当センターは公認心理師/臨床心理士が中心となり,医師,看護師,薬剤師,作業療法士,ケースワーカーなど多職種と医療チームとして協力し,患者のみなさまの心身の疾患によって生じる多様で幅広い精神的不調に,きめ細かいサポートをすることを心がけております。その他,必要となる心理検査を行っております。常に患者さんをよく観察し,患者さんの「こころ」と「からだ」のつらさを想像することを目標にしています。

 

センター長
髙木  学

活動内容・特色

当センターは,心理的支援を行うとともに,臨床心理に関する総合的な教育,研究および地域医療の充実と発展に貢献することを目的として2021年8月に設置されました。精神科神経科の髙木学教授をセンター長として,現在,9名の公認心理師/臨床心理士が,主に精神科神経科,小児科,小児神経科,小児心身医療科,ジェンダーセンター(ジェンダークリニック)において,また,認知症疾患医療センター,てんかんセンター,運動器疼痛センター等と連携しながら,幼児からご高齢の方までの心理検査,心理面接を行っています。精神科リエゾンチームでは,入院されている方の精神的サポートを行っています。また,がん患者さんとそのご家族のための「こころのケア外来」を2023年6月に開設しました。
医療チームの一員として,身体的・心理的・社会的な視点をもって多職種と連携し,認知機能検査,発達・知能検査,性格検査,心理面接を通して診療に役立つ情報を提供しています。「こころの声」にも「からだの声」にもじっくり耳を傾け,丁寧にお話をお聴きするよう努めています。
心理検査・心理面接は,当院診療科を通しての予約制となっております。成人の方,入院中の方は精神科神経科に,小児の方は小児科,小児神経科,小児心身医療科に,まずはご相談ください。
 
 

スタッフ紹介

  • 公認心理師/常勤8名,非常勤1名