岡山大学病院

運営体制

精神科リエゾンチームは，入院中の患者さんやそのご家族に起こりうる精神症状や心理・社会的苦痛に関する相談に応じています。精神科医師，認知症看護認定看護師，公認心理師，薬剤師，作業療法士など多職種から構成されています。2012年より精神科リエゾンチーム加算を算定しています。
 

活動内容・特色

入院中は，病状や環境の変化などによって，せん妄，不眠，不安といった精神症状や心理的苦痛が生じる場合が少なくありません。また，精神疾患をお持ちの方が身体的治療のために入院されることもあります。当チームでは，精神科的な視点から，職種ごとに専門性を活かした介入を強みにしており，精神症状の評価をはじめ，薬物療法，心理カウンセリング，認知症ケアなど幅広く対応しています。患者さんが安心して入院治療を継続できるよう，病棟スタッフとも日々連携しながら，患者さんに寄り添う支援を心がけています。患者さんの状態の把握や治療方針を検討する場として，新患カンファレンスや，チーム全体での振り返りカンファレンスを行っています。また，高度救命救急センター(EICU)との密な連携は当チームの特色です。毎日EICUラウンドを行って早期に精神心理的な評価及び支援が可能な体制を整えています。


当チームでは，せん妄を重点課題としており，せん妄が起こる前から患者さんやご家族にせん妄の理解を深めていただくため，せん妄のパンフレットを作成しました。パンフレットはご自由にお使いください。



 

せん妄パンフレットダウンロードPDF
パンフレットはご自由にお使いください。